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20 2023-03国内金融機関、 ダークウェブ への情報流出調査結果
国内金融機関、 ダークウェブ への情報流出調査結果 サイバーセキュリティ専門会社の株式会社アイギステックは、国内の主要金融会社30社についてダークウェブへのアカウント情報漏洩の現状を調査した結果、合計15,202件の漏洩と社内文書の流出が13社発生していることを確認しました。ランサムウェア攻撃を行っている組織は、ダークウェブから不正に取得した情報を基に攻撃するケースが増加しているので、流出した経緯の分析と対策が必要です。 <調査方法> 脅威インテリジェンスプラットフォームである「ダークトレーサー(DarkTracer)」を利用して、2023年2月末において、国内の主要金融機関からダークウェブへ流出したアカウントの数を調査しました。 . 対象:メガバンク、地方銀行10社、大手保険会社10社、大手証券会社10社 . アカウント情報はID(e-mail)とパスワードのペアが流出したケースを1件とカウント . 流出したアカウント情報はダークウェブに流出したデータ原本のままであり、 真偽及び有効性(ログイン可能か)は検証しておりません。 < 調査結果 > - 調査対象30社のすべての企業でダークウェブへの情報流出を確認 - アカウント情報流出件数:15,202件以上 - 社内文書が流出した社数:13社 - 社内端末がハッキングされている疑い:5社、9件 ※より詳細な調査により流出した文書のタイトルまで確認することができます。 区分 会社数 流出件数 1000件以上 6 10,641 500~999件 4 2,589 100~499件 9 1,571 1~100件 11 401 合計 30 15,202 - 本調査では、一般的に確認可能な各社の代表ドメインのみを対象に、調査しましたので、子会社、グループ会社、協力会社のドメインまで拡大して精査を行った場合、 さらに多くのアカウント情報流出が見つかるだろうと予想しています。 - 特に、社内の端末がハッキングされたと疑われるケースも5社から9件あり、 金融企業としては調査及び対策が必要と判断しています。 - 流出したアカウント情報が1,000件以上の会社は6社、100件以上は13社、100件未満は11社 < ダークウェブ情報流出の脅威> ダークウェブに流出した情報はサイバー攻撃に悪用される可能性が高いです。 最近のサイバー攻撃のトレンドとして、ダークウェブに流通した情報を使ってフィッシング、スミッシング攻撃、クレデンシャルスタッフィング攻撃されるケースが増えています 企業のシステム脆弱性、個人情報などの情報を容易に購入して攻撃できるため、このようなニーズが増えていると考えられます。特に、流出したアカウント情報を悪用するクレデンシャルスタッフィング攻撃は主なトレンドとして増加の傾向にあります。 *クレデンシャルスタッフィング攻撃(Credential Stuffing) - クレデンシャル: 暗号化された個人情報、ログイン情報 - クレデンシャルスタッフィング:攻撃者が事前に確保している個人情報を無作為で入力 し、利用者のアカウントを奪取するサイバー攻撃 < 対策方法> - ダークウェブに重要な企業情報が流出したことを発見した場合、以下のような対応をお勧めします。 1. 直ちにセキュリティ専門家や専門会社を通じて流出経路を把握 2. 流出した個人情報の保護のため、新たにアカウントのパスワード ポリシーを適用し、 セキュリティ認証手続きを強化 3. 個人情報が流出した経路及び方法を把握した場合は、関連する詳細内容を社内告知し社員全員が警戒心を持つように教育 4. 自動監査ソリューションを使用してダークウェブおよびその他のセキュリティ問題を 点検および監視 5. ユーザーの個人情報漏洩防止のため、新たなセキュリティ手順作成、セキュリティ管理のための各PC、サーバ、DBの脆弱性確認、常に監視することができるシステムの導入と定期メンテナンス計画の検討 <株式会社アイギステック 「ダークウェブ情報流出監視」サービスについて> オンラインプラットフォーム、ソーシャルメディア、ダークウェブへの企業情報、顧客の個人情報が流出しているかを定期的に調査および監視するサービスを提供します。 顧客のアカウント情報、電話番号、住所、Eメール、クレジットカード番号などの個人情報をはじめ、企業機密文書、メールアカウント/パスワード、 ハッキング/ウイルスに感染したデバイス情報を調査することで、より安全なセキュリティ対策を立てることができます。
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10 2023-03国内100大企業、 Darkweb への情報流出調査結果
国内の100大企業のDarkwebへのアカウント情報漏洩を調査した結果、合計45万件以上が流出、ドキュメント流出は34社があることを確認しました。 サイバーセキュリテ会社の株式会社Aegistech(アイギステック, https://www.aegistech.jp/)は国内の時価総額基準100大企業のDarkwebへのアカウント情報漏洩の現状を調査('23.1月末)した結果、 合計45万件以上の情報が流出していることを確認しました。また、社内文書が流出した企業も32社あり、Credential Stuffing攻撃またはFishingの悪用が懸念されます。 <調査方法> Darkweb インテリジェンプラットフォームである「ダークトレーサー(DarkTracer)」を利用して、2023年1月末基準、国内の主要企業のDarkwebへ流出したアカウントの数を調査しました。 . 対象:時価総額上位100社の代表ドメイン. アカウント情報はID(e-mail)とパスワードのペアが流出したケースを1件とカウント. 流出したアカウント情報はDarkwebに流出したデータ原本のままであり、真偽及び有効性(ログイン可能か)は検証しておりません。< 調査結果 >- 調査対象100社のすべての企業でDarkwebへの情報流出を確認- 453,310件以上のアカウント流出を確認- 社内文書が流出したケースを32社で確認 ※より詳細な調査により流出した文書のタイトルと数を確認することができます。- 流出したアカウント情報が1,000件以上の会社は54社あり、半数以上の会社で1,000件以上の情報が Darkwebへ流出したことが判明しました。 - 製造業と非製造業に分けて比較した場合, 通信/IT/金融/サービス/不動産など非製造業の情報流出が 78%で製造業より3倍以上あることが確認されました - 本調査では、一般的に確認可能な各社の代表ドメインのみを対象に、調査しましたので、子会社、グループ会社、協力会社のドメインまで拡大して精査を行う場合、さらに多いアカウント情報流出が見つかるだろうと予想しています。 < Darkwebへの脅威とリスク>- 国内外のDarkweb市場の規模が次第に増加する傾向にあり、Darkwebを通じた企業の被害が増加しています。 RaaS(Ransomware-as-a-Service)キットは数年間、Darkwebで使用することができましたが、レビル(Revil)やガンクラブ(GandCrab)のような専門的な犯罪グループが登場するにつれて、これらのキットははるかに危険になりました。 これらのグループは自ら精巧な悪性コードを開発し、時には既存のツールと結合して「系列会社」を通じて配布します。系列会社はDarkwebを通じてランサムウェアパッケージを配布し、被害者のデータを盗み、身代金を払わないとDarkwebに公開すると脅す場合が多いです。 レビル(Revil)のような専門サイバー犯罪グループの実際の被害事例として、‘21.5.7米国パイプライン企業(コロニアル)、ランサムウェア攻撃により操業一時停止、‘21.5.14日本東芝テック海外支社に対するサイバー攻撃、‘21.5.16グローバル保険会社(AXA)のランサムウェアおよびDDoS攻撃後ダークウェブを通じた情報流出などがあり、年々増加の傾向です。- Darkwebに流出したアカウント情報は「クリエイティブスタッフィング(Credential Stuffing)攻撃 ※」およびフィッシング攻撃などに悪用され、様々な2次被害を引き起こす可能性があります。 最近、ランサムウェアグループが企業内部に浸透するためにDarkwebに流出したアカウント情報を悪用する事例も増えています。 ※Credential Stuffing攻撃 : ダークウェブなどから流出したIDやパスワードなどのログインアカウント情報を 収集し、他のウェブサイトやシステムなどに無作為に入力してログインに成功し、内部権限を獲得する攻撃< 対応方法>- Darkwebを常時モニタリングして流出したアカウント情報を把握し、以下のように対応しなければなりません。1. 直ちにセキュリティ専門家や専門会社を通じて流出経路を把握2. 流出した個人情報の保護のため、新たにアカウントのパスワード ポリシーを適用し、セキュリティ認証手続きを強化3. 個人情報が流出した経路及び方法を把握した場合は、関連する詳細内容を社内告知し社員全員が警戒心を持つように教育4. 自動監査ソリューションを使用してDarkwebおよびその他のセキュリティ問題を点検および監視5. ユーザーの個人情報漏洩防止のため、新たなセキュリティ手順作成、セキュリティ管理のための各PC、サーバ、DBの脆弱性確認、常に監視することができるシステムの導入と定期メンテナンス計画の検討 <株式会社アイギステック 「Dark Web情報流出監視」サービスについて>オンラインプラットフォーム、ソーシャルメディア、Darkwebへの企業情報、顧客の個人情報が流出しているかを定期的に調査および監視するサービスを提供します。顧客のアカウント情報、電話番号、住所、Eメール、クレジットカード番号などの個人情報をはじめ、企業機密文書、メールアカウント/パスワード、ハッキング/ウイルスに感染したデバイス情報を調査することで、より安全なセキュリティを提供します。
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10 2023-03Dark Web企業情報流出調査、情報セキュリティコンサルティング専門「株式会社アイギステック」設立のお知らせ
株式会社アイギステック企業の情報セキュリティ対策専門企業の株式会社アイギステック(本社:東京都港区、代表取締役:林翼鉉)が、2023年1月4日に設立されたことをお知らせ致します。 企業・組織はランサムウェアによる被害、標的型攻撃による機密情報の窃取、サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃、テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃など多様なセキュリティ攻撃により被害が拡大しています。企業・組織が巻き込まれた場合は最も大事な顧客の信頼を失い、その影響の廃業するケースも少なくありません。一般的に企業ではスパムフィルターやアンチウィルスソフトなどで安全対策をとっていますが、これだけは情報流出を防ぐことは十分とはいえません。弊社はこのような状況でランサムウェアによる攻撃情報、悪質なハッカーによる攻撃情報など、企業活動の脅威となる情報を収集し、AIや情報セキュリティの専門家が分析、加工した精度の高い脅威インテリジェンスを、どこからでも使いやすいサービスを提供いたします。 特にダークウェブの脅威は年々増加しており、その危険性はいうまでもありません。 ダークウェブはGoogle, Yahooなどの通常の検索エンジンでは収集できない闇サイトのことで、TOR(The Onion Router)など特殊なソフトを使い、個人の認証情報や企業の知的財産、非合法な危険物などの売買などが日常的に行われています。そのため,ダークウェブ上でやり取りされている自社の情報を把握し,脅威を未然もしくは早期に対処することが最も重要です。しかし、企業や組織で自らダークウェブにアクセスして調査を行うことは技術的に・心理的に無理があります。弊社はTORやI2Pなどの匿名ネットワークソフトウェアを使用することなく、安全にダークウェブにある情報を検索できるソリューションを利用し、定期的に調査結果を報告するサービスをご提供いたします。 ツールに埋め込まれたOSINTテクノロジーは、ダークウェブとディープウェブの悪意のある攻撃者を特定するための多くの情報を提供します。ダークウェブにおける機密情報の侵害状況を監視することで悪意のある活動の重要な証拠を見つけ、ダークウェブとディープウェブの両方で犯罪者を追跡したり、企業の機密情報漏えい状況を確認したりするためにとても有効です。弊社の情報流出監視サービスを利用することで自社とグループ企業の情報漏洩状況を調査、顧客企業の情報漏洩状況を調査、犯罪調査などが可能です。また、一回だけでなく、定期的に調査・対策をすることでより安全なセキュリティを実現できます。 株式会社アイギステックならびに「Dark Web 情報流出監視」サービスをどうぞよろしくお願いいたします
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10 2023-03【ダークウェブ無料調査キャンペーン実施中】
弊社は無料で企業の情報流出を調査するキャンペーンを実施しております。 【ダークウェブ情報流出の無料調査】企業のメールアドレス、パスワードなどのアカウント情報、ドキュメントのダークウェブへの流出が増えている中、将来的にこの情報が原因となってランサムウェアによる被害や、標的型攻撃による機密情報の窃取、サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃、テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃など、様々な攻撃により被害が発生するリスクが増えてきております。これまで企業ではスパムフィルターやアンチウィルスソフトなどで安全対策をとっていますが、これだけは情報流出を防ぐことは十分とはいえません。まず、どのような情報がどの端末またはIPを通じて流出したか?どのような情報が流出出したかなど状況を把握する必要があります。アイギステックは流出状況の詳細を企業のドメイン、関連キーワードのみの情報でTORやI2Pなどの匿名ネットワークソフトウェアを使用することなく、安全にダークウェブにある情報を検索できるソリューションを利用し流出状況を詳細に調査することが可能です。詳細情報をもとに、e-mailアドレスの更新・破棄、パスワードの変更、ハッキングPCの特定、セキュリティポリシー強化などをご提案いたします。また、このような調査・対策を定期的に行うことにより、企業のセキュリティ対策を一段と強化することで多様化、高度化している悪意のある攻撃を事前に防ぐことが可能になります。 まずは無料簡易調査で自社の情報がどれだけダークウェブに流出しているか実態を把握してください。調査依頼も非常に簡単で、下記のURLからわずか1分で依頼が可能です。*ダークウェブ情報流出無料簡易調査キャンペーンhttps://www.aegistech.jp/free_summary 株式会社アイギステックならびに「ダークウェブ 情報流出監視」サービスをどうぞよろしくお願いいたします